時代遅れとなった大手企業の後追いをする中小企業
世の労働に関する議論とか、採用に関する議論って、主に日本式大手企業の話。
新卒一括採用、年功序列、終身雇用っていう体制を取っている会社のことを言われていることが多いです。
実力主義にしようぜ
とか
通年採用にしようぜ
とか
そういう話って、大手企業の話なんですよね。
基本的にほぼ、中小零細とお付き合いしている僕からすれば、ものすごい違和感。
だって、中小零細は、もうずっと通年採用ですから笑
でも、中小零細の社長は、大手企業になりたがるんですよね。
新卒を採用するのは、いい会社
っていう考え方が、中小零細界隈にはまだまだあって、世の中の流れから一周二周遅れてしまうなぁという印象がします。
これはかなり深刻な問題じゃないかなぁと、個人的には思っていて、
中小零細のことって、例えば採用のこととか、経済のこととか考えてる人の眼中にないんじゃないかなと思ってます。
大手企業にとっての解決策だけではなく、中小零細にとっての解決策も議論されていくべきなんですよね。
日本の99パーセントは中小零細ですから。
それなのに、既に詰んでいる大手企業を正解だと思い込んで、大企業を目指してしまう。
中小零細も、大企業になるのは無理だし、大企業もすでに失敗し始めているから、自分で解決法を見つけていくしかないことに気づけばいいんですが。
やっぱりどこかに正解を求めてしまうんでしょうね。
大企業はグローバル企業を正解だと思うし。
中小零細は大企業を正解だと思う。
これが、日本式教育の弊害とやらですね。