錦戸亮脱退からみる終身雇用の崩壊
SMAP(森くんを除く)以降、
ジャニーズアイドルは、終身雇用的な働き方だったように思います。
「事務所(グループ)を辞めたら、やっていけない」
誰も口には出していなかったものの、なんとなくそんな不文律があったような気がしていました。
これが変わったのは2010年代に入ってから。
それまでの脱退は、酒、喫煙などの不祥事がほとんど。
思い返せば、KAT-TUN赤西が転機だったように思います。
その後、不祥事系を除けば
NEWSを山下、錦戸が抜け、
KAT-TUNを田口が抜け、
タキツバが解散し、
嵐大野が辞めたいと表明し、
関ジャニ∞を渋谷、錦戸が抜けました。
インターネットが強くなって、
芸能界のパワーが通用しなくなって、
事務所(グループ)のバックがなくても、
生きていけることに気づいたジャニーズアイドルたちが、
やりたいことを追求するようになってきました。
そりゃあ同じグループを10年も20年もやってりゃ
飽きますよね。
不仲とか、グループへの愛がなくなったっていうより
人間って、次に進みたくなるもんですよね。
これって、大手企業から転職する人や、フリーランスになる人に、すごく似ています。
会社を辞めたら、やっていけないという不文律が、効果を発揮しなって、転職とか独立が当たり前になる世界。
まぁ、むしろ
誰も辞めないで、同じ組織がずっと続いていることの方が
不自然だったのかもしれませんね。
ともかく、錦戸くんの決断は、
いち人間として、応援しましょうか。