職業は貴賎だらけ。若者よ。モノとサービスを作れ。
職業に貴賎なし。
そんな言葉がありますが、あれは嘘です。
まぁ誰も本当だとは思っていないと思いますが‥
給料の安い仕事、高い仕事があるのは、当然みなさんは貴賎があるからと考えるでしょう。
でも、僕がいう貴賎というのは、稼いでいるかどうかには依存しません。
世の中に価値を提供しているかで考えています。
一般的にはブルーカラーはホワイトカラーに劣るようなイメージがあると思いますが僕の場合逆で、
町工場で溶接してるおっちゃんとか、
駅の掃除をしてるおばちゃんとか、
現場で実際にモノとサービスを提供している人に価値があると考えています。
だって、
同業他社から営業力でシェアを奪うことにリソースの大半を割いている会社と、
どうすれば鏡をピカピカにできるかを考えているおばちゃんでは、
明らかに後者の方が世の中に価値を提供しているはずだからです。
前者は単なるゼロサムゲーム。
「金を稼いでる奴が偉い」という価値観ならいいのかもしれませんが、社会全体で見ればむしろマイナスです。
営業電話は100件に1件しかアポが取れないと言われますが、かける側とかけられる側の膨大な時間を消耗しています。
当然、営業の必要性を全く否定するわけではありませんが、極力営業にリソースを割かない方がいいのは揺るがない事実。
つまりテクノロジーと仕組みで、人の手を介さない形で解決すべきタスクなんですよね。
価値を生み出さないけど仕方なく存在している仕事は、だいたい辛い。
人と人の合間に挟まれる仕事ですから。
モノとサービスを作ってる方が、絶対楽しいし、意義があるし、そういう人の方が生き生きしているというのが、僕の実感。
僕の仕事は、正直よくわからない微妙なライン。
もっとちゃんと価値を提供したいものです。