求人広告の写真は、オートモードでいい。
何を、どんなシチュエーションで、どんな構図で撮って、どんなメッセージを伝えるか。
というだけでいいんですよね。
そう考えると、シャッタースピードも、絞りも、ホワイトバランスも、別にオートでいい。
技術的なスキルはあるに越したことはないけど、そこにこだわって時間をかけることで、生産性を下げてしまうんですよね。
たとえば集合写真でも、エントランスでみんなで手を前で組んで撮る、というのはよく見かけますが、
社員がいっぱいいれば顔もわからないから、年齢層や雰囲気もつかみづらい。
オフィスの雰囲気はなんとなくわかるけど、求職者からすればエントランスで仕事するわけじゃないから、
正直あまりいらない写真です。
・仕事のイメージを沸かせる
・社員の年齢層や性別、雰囲気を伝える
・社員同士の関係性や、制度、教育体制を伝える
・オフィスの雰囲気や設備を伝える
・会社の規模や商品、サービスを伝える
などなど‥
このあたりの意味を伝えることが大切で、求人広告のプロトタイプをなぞる必要は一切ないわけです。
それを鑑みると、
カメラの技術的なスキルより、求人広告に必要な写真を考え、社員の協力を引き出す現場力の方が大事。
ですね。
だから僕は基本的にカメラのことを光の芸術としては捉えていなくて、伝わればいい!というショートメッセージ的な使い方をしています。
つまりf値とか、露出とか、絞りとか、そんな話ばかりするカメラオタクとは、全く話が合いません笑
そういえば昔ギターとかベースを弾いてた時も、音作りにやたらとこだわる奴が理解できなかった‥。
同じようなものですね。