ら~ら~ら~ らら~ら~
言葉にできるは武器になる。
っていう本が、少し前に流行ってて、僕も読みました。
この作者は、梅田 悟司さんという方で、割と若手のコピーライターさん。
有名なのだとボスの山田孝之出てるCMとか?を作ってる人で、僕も結構好きです。
でも、この本はちょっと微妙でした。
「言葉にできる」のは確かに武器だけど、
言葉にできないものも世の中にあるんだよぉ!!
というやりきれない思いがこみ上げてきたからです。
笑
言葉って非常に危険だよね。
言葉っていうのは、実態そのものを100%表しているわけじゃないのに、100%表しているような顔をしています。
だから人は、言葉で、論理的で、矛盾なく説明できるものを、過剰に信じてしまうんですね。
逆にいうと、言葉で説明できないものを信じられない。
仏教の哲学を解釈した禅問答は、多くの人からすればアスペルガーの受け答えみたいに感じてしまうんですね。
でもね。
言葉にできない魅力を感じることだってあるんですよ。
企業に取材に行ったとき。
どうやったって、その魅力は、言葉にできないんですよ‥。
でもね、誰も、信じてくれない。
言葉を使う仕事をしているからこそ、言葉の限界にも気がつきました。
言葉に、できない‥。