脳みそと遺伝子と面接。
人間の脳って、ものすごくエネルギーを消費するらしくて、1日の消費カロリーの3~4分の1くらいを使うらしいですね。
※僕のブログは基本うろ覚えで書いてるし、原著もわからないので、エビデンスなどありません笑
それだけカロリー使うから、そりゃあ自転車操業になるわけで、極力経費を抑えたいとなるのが人情。
脳みそさんも同じように考えるらしくて、基本的には、必要以上に頭を使うことを嫌がるようにできているらしいです。
だから、いろんなものをステレオタイプ的に認識する事で、事象に対して毎回毎回考えることをやめるんですね。
例えば、
中国人は〇〇だよね。
みたいなのもその一例。
中国人のチャンさんはどんな人だろうか?
と考えるのは脳がカロリーを使うから、中国人というカテゴライズで〇〇ってことにして、考えるのをやめるんです。
数学の公式も同じようなものですね。
これは人類の生存本能的なもので、我々の遺伝子に刻まれているもの。ある程度仕方ないわけです。
※いちいち考えている奴は、歴史の中で自然淘汰されてきたのでしょう。
さて、この特性。
狩猟採集社会においては、生存に有利だったのですが、現代社会においてはどうでしょうか。
ステレオタイプ化したレッテル貼り。
これって採用現場では、面接時とか選考の時に、良くも悪くも影響を与えるものです。
※やっと採用の話につながりました笑
典型的なものだと、
服装がだらしない奴は仕事ができない。
とか
字が汚い奴は仕事ができない。
とか
空白期間がある奴は責任感がなく、仕事ができない。
とか
高卒の奴は頭が悪い。
とか
まぁ正直こういう考え方って、個人的には否定的です。
でもある意味では、有効な考えでもあります。
なぜなら、仕事ができるかどうかより、仕事ができると思われているかどうかの方が、重要な場面が多いから。
同様に、頭がいいかどうかより、頭が良いと思われているかどうかの方が重要な場面が多いから。
面接で優秀そうに見える人は、営業現場などでも優秀そうに見えます。
実際に優秀かどうかは別として。
社内の仕事でも、周りの人からどう思われるからで、仕事の進み方に差し支えます。
本来、そうあるべきではないとは思うものの、そういう世界観だから、仕方がない。
のですが、そういうバイアスが我々人類にかかっている、という認知力は、必要かなぁと思います。
採用に携わる人間は。
ハロー効果とか、色々、
名前はあんまり覚えてないですが、第一印象で、必要以上にバイアスがかかっているというのは、心理学の世界で証明されているみたいです。
そういうところをメタ的に認知した上で、書類選考や面接を行うべきかなぁと思います。